2011年11月10日木曜日

iOSアプリ開発者への道(12):最初のiOSアプリ

iOSアプリの開発について理解が深まった所でいよいよアップルでの公開を見据えたiOSアプリの開発になります。

すでに作りたいアプリのアイディアがあるのであれば作りたいアプリを作るのが一番ですので作りたいアプリでOKですが、特に作りたいアプリが無い(思い付かない)場合はiOS解説本のサンプルアプリに手を加えてゲームアプリであればゲーム性を向上させたりエフェクトやグラフィックに凝ったりするのでもOKですし、実用アプリであれば機能を追加したり操作性を向上させたりするのでも良いと思います。

しかし、サンプルコードでもコードや画像の著作権は存在していますので参考程度にして、サンプルアプリをそのまま公開するのは駄目ですので注意してください。

最初のアプリはどうしても完成度が低いことが往々にしてありますので、いきなり有料アプリにするのではなく最初のアプリは無償アプリとして公開する事をお勧めします。

公開したアプリが問題無く動作するのであれば良いのですが、バグ等で正常に使えなかった時に有料アプリでは無料アプリ以上に「責任」が伴います。
└責任として正常動作するアプリにしないといけません。

無料アプリだから正常に動作しなくても良いと言う意味ではないのですが、有料アプリはお金をいただいている以上、より真摯に受け止めないといけないと思います。

ちなみにもし貴方が有料アプリを公開したとしても今のAppStoreの状況では残念ながらダウンロードすらして貰えないのが現状だと思います。(余程の作品ではない限り)

それよりかは敢えて無料アプリにしてダウンロードして使ってもらった方が励みにもなりますし良いのではないでしょうか。(無料アプリでも想像しているより少なくて驚くかも知れませんが。。。(^^ゞ)

ですので、「最初のiOSアプリ」はiOS開発スキルやiOS公開までの手順・方法について。またアプリ公開後以降でのアプリ管理の方法等々、iOS開発からリリース・管理までのノウハウを習得することを目的にする方が良いと思います。

また、もし仮に無料アプリでもある程度ダウンロードされて多くの人に利用されるアプリであれば、後から「広告バナー」を入れることで広告収入を得ることも可能ですし、アプリに新機能を追加して追加機能をアドオンとしてアプリ内購入させることも可能です。
└個人や実績のない開発元ではこちらの方法を取っているアプリの方が多いと思われます。


逆にiOSアプリで収益を目的とするのであればアプリ企画段階から市場分析を元に収益方法やリリース形態、プロモーション方法等々を事前に検討して目的に即したアプリを企画・作成しないといけません。

思い付きだけで作成したアプリでは残念ながら思うような結果になる可能性は低いと思います。


特に最近のスマホブームで猫も杓子もiOSアプリ市場に参入してきて競争も激化の一途ですし、AppStoreでは既に50万本以上のアプリが公開されていて、日本からだけではなく世界中の猛者達が作った渾身のiOSアプリが日に200本〜300本位も新規にリリースされている状況を考えてもiOS習得して初めて作った「最初のiOSアプリ」がその中で互角に戦うなんて到底無理な話だと思います。


と言う訳で最後は厳しい現状について書きましたが、そんな中でどうすれば戦いに挑めるアプリを企画できるかについてもおいおい書いていければと思っております。
└無料ブログ内で全てのノウハウを公開する訳にも行きませんけどね。(^_^;)

1 件のコメント:

  1. はじめまして!
    無料でアプリを簡単に作成できるツールを公開中です。
    よかったらぜひお試しください(^^)
    また遊びにきます!
    アプリ&ブログがんばってくださーい
    クールアプリ(http://www.coolapp.jp)

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