バーチャルリアリティ体験としては新鮮な「驚き」を感じる事が出来ますし、一人称視点のジェットコースターやレースゲームでは開始1分で『酔い』を感じる程です。(^◇^;)
実際の乗り物(船以外)では一度も酔った事が無いのですが、VRでは一瞬で気持ち悪くなる感じを体感できるので、そう言う意味では素晴らしい再現性と没入感を得られてはいるのだと思います。
└VRでは視覚情報と体が感じる加速度等の情報に不整合を感じ『脳』が混乱して酔いを感じるって解説もありました。
しかし、VRコンテンツに慣れるに従って細かい点が気になってきました。 特に実写VR動画では画像が全体的にボヤけていたり、輪郭がハッキリしない箇所も目に付きます。 これはゴーグル内のレンズと眼球の位置が近いために発生する『スクリーンドアエフェクト(網戸効果)』って言う現象によるものかも知れませんが、個人的には視野角を110°に広げているために相対的な解像度が低くなっているように思えました。
現時点で一般個人が入手可能な程度のゲーミングPC(グラボ性能)では完全なVR映像を表示するにはまだまだスペックが足りていないんだと思います。
あと5年程経ってグラボ性能が今より5〜10倍程向上し、Oculus Riftの解像度も4倍向上すれば本当の意味でのVR体験が可能になるのではないかと思います。 そう言う意味ではまだまだ発展途上の技術なんだと言えそうです。
そういう時代が来ればVR技術はVR映像視聴やVRゲームだけではなく、本格的なシミュレーション環境として航空・医療等の分野でも利用される様になっていくと思います。 あとはその時までに使い手のアクションを正確に伝える事のできるポインティングデバイスも揃っていれば理想でしょうね。
来月(10月13日)にはPlayStation VRも発売されます。 昔PlayStation2の発売を契機にBlu-rayディスクが普及したようにPSVR発売で一気にVRが普及し一般化する可能性もありますし、少なくともVRコンテンツは急速に増えるでしょうから今年末から来年に掛けてどれだけVRが浸透して行くのか楽しみであり興味深いですね〜。
とは言え、一式揃えるにはそこそこ費用も掛かる上にプレイエリアの確保やVR開始前準備に手間が掛かるしで、3Dコンテンツよりも敷居が高いのも事実なので一般普及には起爆剤となるようなキラーコンテンツが必要かな。(多分、エロい奴w)
まだVR歴10日程度なのでこれからもVR動向を追っていきたいと思います。
ではまた〜
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