2011年12月2日金曜日

iOSアプリ開発者への道(20):Game Center対応について

iOSバージョンの「4.1」以降から「Game Center」機能が実装されています。

アプリをGame Center機能に対応させることでリーダーボード(グローバルなスコアランキング)や成績管理(トロフィー獲得)を簡単に実現できます。

リーダーボード機能を提供しているサービスとしてはGame Center以外に「OpenFeint」,「Crystal」,「Plus+」,「ScoreLoop」等々があるようですが、OpenFeintはGREE社にCrystalはchillingo社にそれぞれ子会社化されているみたいです。(今調べて知りました(^^ゞ)

特定のゲーム開発会社配下に入ったサービスは何となく選択しにくいと言うか、仮にOpenFeintに対応させたとして今後ログイン画面がGREEと統合されたりしないとも限りませんし、アップル社が提供しているGame Center機能を利用できる現在の状況ではこれから新たにOpenFeintに対応させようとは私は考えないですね。(^_^;)

また、Game CenterはiOS4.1以降でないと利用できませんので、iOS3.0もサポートするならGame Center以外のサービスを選択することになりますが日本での知名度を考えるとあまりメリットは無いと思います。
└アプリ起動時にログイン画面が表示されるので逆に敬遠されるかも知れません。

特に日本人は匿名性が高いと言うか氏名等の個人情報を要求するようなアプリに対してかなり強烈な嫌悪感を感じるようですし、ネットでの認証が必要なソーシャルゲーム以外ではユーザー登録やログインを要求するようなものは実装しない方が良いと思います。

もし、ゲームアプリを開発しているのであればGame Center機能に対応することをお勧めします。
Game Center対応自体もそんな手間も掛からず組み込むことができますし、世界規模でスコアを競えることはゲームを遊ぶ動機付けにもなりますし簡単な割に効果はあると思います。

また、意外な利点としてはGame Center対応することでアプリのおおよその利用者数を取得する事ができますので、総ダウンロード数以外に実際のプレイヤー数を知ることができます。
└全プレイヤー数、今週のプレイヤー数、今日のプレイヤー数。

とは言え全てのユーザーがGame Centerを有効にしているとも限りませんので完全な情報とは言えませんが、目安にはなる情報であるとは思いますので有効に利用しましょう。
└リピートユーザーが多いアプリですと広告収入が見込めるとか。。。

ではまた。

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